日程第1
会議緑署名議員の
決定
○
議長(
伊藤正三君)
日程第1、
会議録署名議員の
決定を行います。
会議録署名議員は、
会議規則第88条の
規定により、7番
鳥飼幹男議員、16番
福谷直美議員を、
議長において指名いたします。
日程第2
会期の
決定
○
議長(
伊藤正三君)
日程第2、
会期の
決定を行います。
本
定例会の
会期は、先般開催いたしました
議会運営委員会において協議し、連絡しているとおりでございますが、お
手元に配付しておりますとおり、本日から3月22日までの22日間といたしたいと思います。これに御
異議ございませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
伊藤正三君) 御
異議なしと認めます。よって、本
定例会の
会期は、3月1日から3月22日までの22日間とすることに
決定いたしました。
日程第3
説明のため
出席を求めた者の
報告
○
議長(
伊藤正三君)
日程第3、
説明のため
出席を求めた者の
報告でありますが、これは、
石田市長ほか、お
手元に配付しているとおりであります。
なお、本日届出のあった
事故者は、
議員及び当局ともございません。
以上、
報告いたします。
この際、
令和2年12月7日から
令和3年2月28日までの
事務処理概要を、お
手元に配付しているとおり御
報告いたします。
日程第4
議案の
上程並びに
提案理由の
説明
○
議長(
伊藤正三君)
日程第4、
議案の
上程並びに
提案理由の
説明に移ります。
報告第3号及び
議案第4号から第34号までを一括して議題といたします。
提案理由の
説明を求めます。
石田市長。
○
市長(
石田耕太郎君)(登壇) おはようございます。本日から3月
定例会ですので、どうぞよろしくお願いいたします。
議案の
説明に先立ちまして、一言述べさせていただきます。
震災復興の総仕上げとも言える
倉吉市役所第2庁舎のオープンが、昨年1月6日でありました。時を同じくして
新型コロナウイルス感染症の
国内初の
感染者が確認され、その後、世界的な流行が収束しないまま1年以上の月日が経過しています。
感染の
拡大により、
大都市部を
中心に医療の
逼迫状況が厳しさを増しており、本年1月には11都府県において
緊急事態宣言が再発令されたところであります。
これまで
本市では、国の
施策に連動しながら、
地方創生臨時交付金を
活用するなどして独自の
新型コロナウイルス感染症対策を実施してきており、これにより
市民生活に平穏な日常を取り戻し、
地域経済を立て直し、また、さらに活性化させるべく取り組んできました。
全国各地でも様々な取組が進められていますが、
市民の不安を解消するためには、国が
対策の決め手と位置づける
ワクチンの
接種が急がれるところです。
国において、
ワクチンをはじめとする必要な物資の
確保が進められているところであり、他方、各自治体においても
ワクチン接種体制の
構築が進められています。
本市では、この
体制構築を速やかに行う必要があることを踏まえ、1月
臨時議会にて
関係予算を議決いただいた上で、2月1日に
健康福祉部内に
新型コロナウイルスワクチン接種対策室を
設置したところです。今後、この
対策室を
中心に、県、
医師会等関係機関と密接に連携しつつ
体制を
構築し、円滑な
接種に向け、万全の
準備を進めてまいります。
しかしながら、
ワクチンの
接種を終えるまでには、まだある程度の時間を要すると思われます。
市民の
皆様におかれては、決して気を緩めることなく、引き続き
感染防止対策の徹底に御理解と御
協力をお願いします。
また、2月13日には、福島県沖で
東日本大震災の
余震と見られる
最大震度6強の地震が観測されました。
東日本大震災からおよそ10年を経過した後の
余震であり、今後10年間はこうした
余震が続くとの見解も示されています。改めて事前の備えの
重要性を認識するとともに、引き続きしっかりと
危機管理に当たっていきたいと考えています。
さて、来る
令和3年度は、第12次
倉吉市
総合計画と第2期
倉吉市
総合戦略のスタートの年となります。
総合計画の
分野別に掲げる5つの
基本目標と
行政経営の
方針の下、
コロナ禍の中ではありますが、
市民の
皆様と一丸となって力強い第一歩を踏み出していきたいと考えておりますので、
議員の
皆様の引き続きの御
支援、御
協力をお願いいたします。
それでは、ただいま
上程されました諸
議案につきまして、その
概要を御
説明申し上げます。
今
議会に
上程されました
議案は、
報告案件1件、
補正予算案件6件、当初
予算案件13件、
条例案件8件、
一般案件4件の合計32件であります。
初めに、
議案第10号
令和3年度
倉吉市
一般会計予算についてであります。
令和3年度当初
予算は、
令和2年度の国の第3次
補正予算により、
令和3年度に予定していた多くの
事業を
令和2年度2月及び3月
補正予算に前倒して計上できたことから、この
補正分も含めたいわゆる15か月
予算として編成しております。
令和3年度
予算の主な
事業につきまして、
計画初年度を迎える第12次
倉吉市
総合計画の
前期基本計画と第2期
倉吉市
総合戦略に掲げた
まちづくりの
方針である
分野ごとに体系化した
基本目標に基づき、順次御
説明申し上げます。
1点目に、
基本目標のうち、
地域資源を最大限に活かして躍動する
まちづくり、主に
産業振興に関する
事業についてであります。
まず、
金融対策についてであります。
新型コロナウイルス感染症対策として、
市内の
中小企業者の
経営安定化、
経営基盤強化を図るため、
資金貸付けを行う
金融機関に対し、その
資金の一部を預託し、長期、低利の
制度融資を実施するための
経費として32億4,000万円余を計上しております。
次に、
商店街等活性化についてであります。
今年度にいただいた
企業版ふるさと納税1,000万円を
活用し、
中心市街地の
空き家、
空き店舗を
商業用施設に改修するための
補助金として300万円を計上しております。
次に、
中心市街地活性化推進事業についてであります。
株式会社赤瓦が実施する
県指定文化財、
小川家住宅の保存・
活用の
事業への
支援として2,900万円余を計上し、また、
小川家住宅のほか
歴史的価値のある古民家を
宿泊施設として整備するための
事業への
支援として5,000万円を計上しております。
次に、飲食・
物販施設管理についてであります。
倉吉未来中心に隣接する
食彩館の
屋根に雨漏りが生じていることから、
屋根全体の
防水改修工事を行うための
経費として3,400万円余を計上しております。
2点目に、
基本目標のうち、誰もが自分らしく生きることのできる共生の
まちづくり、健康、
福祉、人権に関する
事業についてであります。
まず、
男女共同参画の
推進についてであります。
2022年に
倉吉市で
開催予定の
日本女性会議の
準備経費として、
専用ホームページの
作成経費、
実行委員会補助金など320万円余を計上しております。
次に、
遺族援護関係事業についてであります。
遺族会の解散に伴って
管理が難しくなっている各
地区の
慰霊碑について、今後も安全に
維持、
管理ができるよう移設を行うための
経費として380万円余を計上しております。
次に、
公立児童館運営についてであります。
高城児童センターのトイレが
男女共用で和式のものであることから、
男女別洋式のものに改修する
経費として430万円余を計上しております。
3点目に、
基本目標のうち、
未来を切り拓く人を育て、芸術が輝く
まちづくり、
教育、文化に関する
事業についてであります。
まず、
ICT支援員の
設置についてであります。
GIGAスクールをはじめとする
市立小・中学校の
ICT教育環境を充実させるため、技術的なサポートを行う
ICT支援員を配置するための
経費として380万円余を計上しております。
次に、
体育施設維持管理についてであります。
市営陸上競技場の第3種認定のための
トラック舗装改修の
経費として4,000万円余を計上しております。
次に、
特別展「
大坂弘道展」についてであります。
昨年9月に逝去された
倉吉市
名誉市民、
人間国宝の
大坂弘道氏を顕彰し、故人のこれまでの多大なる功績をたたえる
特別展を開催するための
経費として390万円を計上しております。
次に、
成人式についてであります。
令和3年度の
成人式関係の
経費には、延期することとした
令和2年度の
成人式を改めて実施するためのものを含めた240万円余を計上しております。
4点目に、
基本目標のうち、安全・安心な
まちづくり、
生活、
環境に関する
事業についてであります。
動物愛護事業についてであります。
市内で捕獲される野良猫に避妊・
去勢手術を受けさせるため、その
手術料金の一部を補助する
経費として、例年より30頭
分相当を増額した150万円余を計上しております。
5点目に、
基本目標のうち、災害に強く、快適で潤いのある
まちづくり、
都市基盤に関する
事業についてであります。
まず、
総合交通対策についてであります。
地域住民の
移動手段の
確保を図るため、
地域の特性に合った効率的で
利便性の高い
交通システムを
構築するための
運行支援や
導入検討に係る
経費として220万円余を計上しております。
次に、
空き家対策についてであります。
これまでの
危険性が高い
特定空家等に加え、今後の
土地活用等が見込まれる敷地についての
空き家の
除却経費を補助することとして、3,200万円余を計上しております。
次に、
市営住宅、
県営住宅維持管理についてであります。
令和3年10月1日から、
市営住宅495戸、
鳥取県から
管理代行を受ける
県営住宅60戸の
維持管理を
鳥取県住宅供給公社に委託するための
経費として1,100万円余を計上しております。
6点目に、
基本目標のうち、
行政の
経営方針に関する
事業についてであります。
まず、広報広聴についてであります。
ロービジョン、視覚障がいの方にとっての
市ホームページの
利便性を向上させるため、
ホームページに背景の色換え、音声読み上げの機能を追加するための
経費として50万円余を計上しております。
次に、
行政情報システム管理についてであります。
会議等での
議事録を効率的に作成できるよう、
録音データを自動で文字に起こすための
システムを使用する
経費として100万円余を計上しております。
次に、
地区公民館の
コミュニティセンター化についてであります。
住民主体による
まちづくりを
推進するため、
地区公民館を新たに
コミュニティセンターとして位置づけ、その
維持管理経費及び
運営のための
人件費等として1億8,900万円余を計上しております。
これらの結果、
一般会計当初
予算総額は285億2,006万3,000円となり、
令和2年度当初
予算に比べ11億5,564万円、4.2%の増となっております。
また、
議案第11号から
議案第20号まで10の
令和3年度の各
特別会計予算については、
特別会計の
総額で112億9,888万6,000円、
令和2年度当初
予算に比べ1,690万2,000円、0.1%の増となっております。なお、
住宅資金貸付事業特別会計は、
令和2年度をもって廃止することとしております。
次に、
議案第21号及び第22号の
令和3年度の
公営企業会計予算についてであります。
水道事業会計につきましては、
収益的支出、
資本的支出合わせて
総額14億8,947万5,000円となり、
令和2年度当初
予算に比べ1億4,562万3,000円、8.9%の減となっております。当年度純利益は6,441万5,000円を予定するものであります。
下水道事業会計につきましては、
収益的支出、
資本的支出合わせて
総額45億9,341万3,000円となり、
令和2年度当初
予算に比べ1億6,027万4,000円、3.4%の減となっております。
一般会計、
特別会計に
企業会計を合わせた
予算総額は459億183万7,000円であり、
令和2年度当初
予算に比べ8億6,664万5,000円、1.9%の増となっております。
次に、
補正予算についてであります。
まず、
議案第4号
令和2年度
倉吉市
一般会計補正予算(第11号)についてであります。
主に
決算を見込んだことによる各
事業費の増減と、国の
補正予算を
活用して
令和3年度に繰り越して実施する
事業に係る
予算であります。
国の
補正予算を
活用したものとしましては、
地籍調査の進捗を図るための
経費2,500万円余、
公園遊具を整備するための
経費として670万円余、
道路整備関係のものとして6,700万円余、
土地改良1,600万円余、
林業専用道整備負担金1,500万円余、博物館の空調、
照明器具の取替えに係る
設計委託670万円余を計上しております。
このほか
指定管理者に対する
新型コロナ感染症の
影響による
減収分の補填などを加え、
一般会計で1億4,133万5,000円を増額し、
補正後の
予算総額を375億3,192万円としたものであります。
次に、
議案第5号から
議案第7号までの各
特別会計の
令和2年度
補正予算についてであります。
令和2年度をもって
住宅資金貸付事業特別会計を閉鎖するに当たり、そのための
予算調整を行っております。また、その他の
特別会計で年度末までの
決算を見込んだことなどにより、
特別会計全体で3,194万5,000円を増額し、
補正後の
特別会計の
総額を115億3,461万1,000円としたものであります。
次に、
議案第8号及び第9号の
公営企業会計の
令和2年度
補正予算についてであります。
退職給付費及び
人件費の
会計間の
調整により、
収益的支出それぞれ、
水道事業会計につきましては521万3,000円の増額、
下水道事業会計につきましては452万5,000円の減額を行うものです。
また、
下水道事業会計の
資本的支出につきましては、国の
補正予算による防災・
減災、
国土強靱化のための5か年
加速化対策を
活用して、
上井雨水排水ポンプ場ほか
耐水化実施設計業務2,000万円を計上するものであります。
次に、
報告案件、
報告第3号、
損害賠償の額の
決定についての
議会の委任による
専決処分についてであります。
令和3年1月8日に、
市道忰谷4号線に
車両が進入しようとした際、
市道上のグレーチングが跳ね上がり、
車両に損傷を与えたため、これに関する
損害賠償の額の
決定について、2月16日に
専決処分を行ったものです。
次に、
条例案件についてであります。
まず、
議案第23号
押印を求める
手続の見直しのための
関係条例の整理に関する
条例の制定についてであります。
市の
条例で定める
手続で、可能な限り
押印の
省略を進めるため、
職員の
服務の
宣誓に関する
条例、
倉吉市
建築審査会条例及び
倉吉市立学校教職員の
服務の
宣誓に関する
条例において、
押印を求める
手続に関する
規定を削るものです。