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令和 3年第3回定例会(第1号 3月 1日)

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  1. 倉吉市議会 2021-03-01
    令和 3年第3回定例会(第1号 3月 1日)


    取得元: 倉吉市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-10
    令和 3年第3回定例会(第1号 3月 1日)                  倉吉市議会会議録(第1号) 令和3年3月1日(月曜日)   第1 会議録署名議員決定 第2 会期決定 第3 説明のため出席を求めた者の報告 第4 議案上程並びに提案理由説明会議に付した事件  ◎日程第1から日程第4まで                   午前10時00分 開会 ○議長伊藤正三君) 開会いたします。  議長より申し上げます。本定例会では、新型コロナウイルス感染防止対策といたしまして、飛沫防止のためのアクリル板設置しております。議員執行部職員傍聴者皆様報道機関皆様にはマスクなど飛沫防止用具着用の要請をいたしますとともに、発言の際のマスクマウスシールド着用を許可いたします。また、演台、質問席などにアルコール消毒液設置しておりますので、御利用をいただきたいと思います。以上でございます。  ただいまから令和3年第3回倉吉市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。 ○議長伊藤正三君) 本日の議事日程は、お手元にお配りしております日程書どおりに行います。
     日程第1 会議緑署名議員決定議長伊藤正三君) 日程第1、会議録署名議員決定を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、7番鳥飼幹男議員、16番福谷直美議員を、議長において指名いたします。  日程第2 会期決定議長伊藤正三君) 日程第2、会期決定を行います。  本定例会会期は、先般開催いたしました議会運営委員会において協議し、連絡しているとおりでございますが、お手元に配付しておりますとおり、本日から3月22日までの22日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長伊藤正三君) 御異議なしと認めます。よって、本定例会会期は、3月1日から3月22日までの22日間とすることに決定いたしました。  日程第3 説明のため出席を求めた者の報告議長伊藤正三君) 日程第3、説明のため出席を求めた者の報告でありますが、これは、石田市長ほか、お手元に配付しているとおりであります。  なお、本日届出のあった事故者は、議員及び当局ともございません。  以上、報告いたします。  この際、令和2年12月7日から令和3年2月28日までの事務処理概要を、お手元に配付しているとおり御報告いたします。  日程第4 議案上程並びに提案理由説明議長伊藤正三君) 日程第4、議案上程並びに提案理由説明に移ります。  報告第3号及び議案第4号から第34号までを一括して議題といたします。  提案理由説明を求めます。  石田市長。 ○市長石田耕太郎君)(登壇) おはようございます。本日から3月定例会ですので、どうぞよろしくお願いいたします。  議案説明に先立ちまして、一言述べさせていただきます。  震災復興の総仕上げとも言える倉吉市役所第2庁舎のオープンが、昨年1月6日でありました。時を同じくして新型コロナウイルス感染症国内初感染者が確認され、その後、世界的な流行が収束しないまま1年以上の月日が経過しています。  感染拡大により、大都市部中心に医療の逼迫状況が厳しさを増しており、本年1月には11都府県において緊急事態宣言が再発令されたところであります。  これまで本市では、国の施策に連動しながら、地方創生臨時交付金活用するなどして独自の新型コロナウイルス感染症対策を実施してきており、これにより市民生活に平穏な日常を取り戻し、地域経済を立て直し、また、さらに活性化させるべく取り組んできました。  全国各地でも様々な取組が進められていますが、市民の不安を解消するためには、国が対策の決め手と位置づけるワクチン接種が急がれるところです。  国において、ワクチンをはじめとする必要な物資の確保が進められているところであり、他方、各自治体においてもワクチン接種体制構築が進められています。  本市では、この体制構築を速やかに行う必要があることを踏まえ、1月臨時議会にて関係予算を議決いただいた上で、2月1日に健康福祉部内に新型コロナウイルスワクチン接種対策室設置したところです。今後、この対策室中心に、県、医師会等関係機関と密接に連携しつつ体制構築し、円滑な接種に向け、万全の準備を進めてまいります。  しかしながら、ワクチン接種を終えるまでには、まだある程度の時間を要すると思われます。市民皆様におかれては、決して気を緩めることなく、引き続き感染防止対策の徹底に御理解と御協力をお願いします。  また、2月13日には、福島県沖で東日本大震災余震と見られる最大震度6強の地震が観測されました。東日本大震災からおよそ10年を経過した後の余震であり、今後10年間はこうした余震が続くとの見解も示されています。改めて事前の備えの重要性を認識するとともに、引き続きしっかりと危機管理に当たっていきたいと考えています。  さて、来る令和3年度は、第12次倉吉総合計画と第2期倉吉総合戦略のスタートの年となります。総合計画分野別に掲げる5つの基本目標行政経営方針の下、コロナ禍の中ではありますが、市民皆様と一丸となって力強い第一歩を踏み出していきたいと考えておりますので、議員皆様の引き続きの御支援、御協力をお願いいたします。  それでは、ただいま上程されました諸議案につきまして、その概要を御説明申し上げます。  今議会上程されました議案は、報告案件1件、補正予算案件6件、当初予算案件13件、条例案件8件、一般案件4件の合計32件であります。  初めに、議案第10号 令和3年度倉吉一般会計予算についてであります。  令和3年度当初予算は、令和2年度の国の第3次補正予算により、令和3年度に予定していた多くの事業令和2年度2月及び3月補正予算に前倒して計上できたことから、この補正分も含めたいわゆる15か月予算として編成しております。  令和3年度予算の主な事業につきまして、計画初年度を迎える第12次倉吉総合計画前期基本計画と第2期倉吉総合戦略に掲げたまちづくり方針である分野ごとに体系化した基本目標に基づき、順次御説明申し上げます。  1点目に、基本目標のうち、地域資源を最大限に活かして躍動するまちづくり、主に産業振興に関する事業についてであります。  まず、金融対策についてであります。  新型コロナウイルス感染症対策として、市内中小企業者経営安定化経営基盤強化を図るため、資金貸付けを行う金融機関に対し、その資金の一部を預託し、長期、低利の制度融資を実施するための経費として32億4,000万円余を計上しております。  次に、商店街等活性化についてであります。  今年度にいただいた企業版ふるさと納税1,000万円を活用し、中心市街地空き家空き店舗商業用施設に改修するための補助金として300万円を計上しております。  次に、中心市街地活性化推進事業についてであります。  株式会社赤瓦が実施する県指定文化財小川家住宅の保存・活用事業への支援として2,900万円余を計上し、また、小川家住宅のほか歴史的価値のある古民家を宿泊施設として整備するための事業への支援として5,000万円を計上しております。  次に、飲食・物販施設管理についてであります。  倉吉未来中心に隣接する食彩館屋根に雨漏りが生じていることから、屋根全体の防水改修工事を行うための経費として3,400万円余を計上しております。  2点目に、基本目標のうち、誰もが自分らしく生きることのできる共生のまちづくり、健康、福祉、人権に関する事業についてであります。  まず、男女共同参画推進についてであります。  2022年に倉吉市で開催予定日本女性会議準備経費として、専用ホームページ作成経費実行委員会補助金など320万円余を計上しております。  次に、遺族援護関係事業についてであります。  遺族会の解散に伴って管理が難しくなっている各地区慰霊碑について、今後も安全に維持管理ができるよう移設を行うための経費として380万円余を計上しております。  次に、公立児童館運営についてであります。  高城児童センターのトイレが男女共用で和式のものであることから、男女別洋式のものに改修する経費として430万円余を計上しております。  3点目に、基本目標のうち、未来を切り拓く人を育て、芸術が輝くまちづくり教育、文化に関する事業についてであります。  まず、ICT支援員設置についてであります。  GIGAスクールをはじめとする市立小・中学校ICT教育環境を充実させるため、技術的なサポートを行うICT支援員を配置するための経費として380万円余を計上しております。  次に、体育施設維持管理についてであります。  市営陸上競技場の第3種認定のためのトラック舗装改修経費として4,000万円余を計上しております。  次に、特別展大坂弘道展」についてであります。  昨年9月に逝去された倉吉名誉市民人間国宝大坂弘道氏を顕彰し、故人のこれまでの多大なる功績をたたえる特別展を開催するための経費として390万円を計上しております。  次に、成人式についてであります。  令和3年度の成人式関係経費には、延期することとした令和2年度の成人式を改めて実施するためのものを含めた240万円余を計上しております。  4点目に、基本目標のうち、安全・安心なまちづくり生活環境に関する事業についてであります。  動物愛護事業についてであります。  市内で捕獲される野良猫に避妊・去勢手術を受けさせるため、その手術料金の一部を補助する経費として、例年より30頭分相当を増額した150万円余を計上しております。  5点目に、基本目標のうち、災害に強く、快適で潤いのあるまちづくり都市基盤に関する事業についてであります。  まず、総合交通対策についてであります。  地域住民移動手段確保を図るため、地域の特性に合った効率的で利便性の高い交通システム構築するための運行支援導入検討に係る経費として220万円余を計上しております。  次に、空き家対策についてであります。  これまでの危険性が高い特定空家等に加え、今後の土地活用等が見込まれる敷地についての空き家除却経費を補助することとして、3,200万円余を計上しております。  次に、市営住宅県営住宅維持管理についてであります。  令和3年10月1日から、市営住宅495戸、鳥取県から管理代行を受ける県営住宅60戸の維持管理鳥取県住宅供給公社に委託するための経費として1,100万円余を計上しております。  6点目に、基本目標のうち、行政経営方針に関する事業についてであります。  まず、広報広聴についてであります。  ロービジョン、視覚障がいの方にとっての市ホームページ利便性を向上させるため、ホームページに背景の色換え、音声読み上げの機能を追加するための経費として50万円余を計上しております。  次に、行政情報システム管理についてであります。  会議等での議事録を効率的に作成できるよう、録音データを自動で文字に起こすためのシステムを使用する経費として100万円余を計上しております。  次に、地区公民館コミュニティセンター化についてであります。  住民主体によるまちづくり推進するため、地区公民館を新たにコミュニティセンターとして位置づけ、その維持管理経費及び運営のための人件費等として1億8,900万円余を計上しております。  これらの結果、一般会計当初予算総額は285億2,006万3,000円となり、令和2年度当初予算に比べ11億5,564万円、4.2%の増となっております。  また、議案第11号から議案第20号まで10の令和3年度の各特別会計予算については、特別会計総額で112億9,888万6,000円、令和2年度当初予算に比べ1,690万2,000円、0.1%の増となっております。なお、住宅資金貸付事業特別会計は、令和2年度をもって廃止することとしております。  次に、議案第21号及び第22号の令和3年度の公営企業会計予算についてであります。  水道事業会計につきましては、収益的支出資本的支出合わせて総額14億8,947万5,000円となり、令和2年度当初予算に比べ1億4,562万3,000円、8.9%の減となっております。当年度純利益は6,441万5,000円を予定するものであります。  下水道事業会計につきましては、収益的支出資本的支出合わせて総額45億9,341万3,000円となり、令和2年度当初予算に比べ1億6,027万4,000円、3.4%の減となっております。  一般会計特別会計企業会計を合わせた予算総額は459億183万7,000円であり、令和2年度当初予算に比べ8億6,664万5,000円、1.9%の増となっております。  次に、補正予算についてであります。  まず、議案第4号 令和2年度倉吉一般会計補正予算(第11号)についてであります。  主に決算を見込んだことによる各事業費の増減と、国の補正予算活用して令和3年度に繰り越して実施する事業に係る予算であります。  国の補正予算活用したものとしましては、地籍調査の進捗を図るための経費2,500万円余、公園遊具を整備するための経費として670万円余、道路整備関係のものとして6,700万円余、土地改良1,600万円余、林業専用道整備負担金1,500万円余、博物館の空調、照明器具の取替えに係る設計委託670万円余を計上しております。  このほか指定管理者に対する新型コロナ感染症影響による減収分の補填などを加え、一般会計で1億4,133万5,000円を増額し、補正後の予算総額を375億3,192万円としたものであります。  次に、議案第5号から議案第7号までの各特別会計令和2年度補正予算についてであります。  令和2年度をもって住宅資金貸付事業特別会計を閉鎖するに当たり、そのための予算調整を行っております。また、その他の特別会計で年度末までの決算を見込んだことなどにより、特別会計全体で3,194万5,000円を増額し、補正後の特別会計総額を115億3,461万1,000円としたものであります。  次に、議案第8号及び第9号の公営企業会計令和2年度補正予算についてであります。  退職給付費及び人件費会計間の調整により、収益的支出それぞれ、水道事業会計につきましては521万3,000円の増額、下水道事業会計につきましては452万5,000円の減額を行うものです。  また、下水道事業会計資本的支出につきましては、国の補正予算による防災・減災国土強靱化のための5か年加速化対策活用して、上井雨水排水ポンプ場ほか耐水化実施設計業務2,000万円を計上するものであります。  次に、報告案件報告第3号、損害賠償の額の決定についての議会の委任による専決処分についてであります。  令和3年1月8日に、市道忰谷4号線に車両が進入しようとした際、市道上のグレーチングが跳ね上がり、車両に損傷を与えたため、これに関する損害賠償の額の決定について、2月16日に専決処分を行ったものです。  次に、条例案件についてであります。  まず、議案第23号 押印を求める手続の見直しのための関係条例の整理に関する条例の制定についてであります。  市の条例で定める手続で、可能な限り押印省略を進めるため、職員服務宣誓に関する条例倉吉建築審査会条例及び倉吉市立学校教職員服務宣誓に関する条例において、押印を求める手続に関する規定を削るものです。
     次に、議案第24号 倉吉特別会計条例の一部改正についてであります。  これは、令和2年度をもって住宅資金貸付事業特別会計を廃止するためのものです。  次に、議案第25号 倉吉基金条例の一部改正についてであります。  企業版ふるさと納税寄附金倉吉ふるさと未来づくり基金に積み立て、市の施策活用できるようにするためのものです。  次に、議案第26号 倉吉国民健康保険条例の一部改正についてであります。  新型コロナウイルス感染症拡大影響に鑑み、令和3年度に限り、全体規模で2億8,000万円余、1人平均2万3,000円程度の保険料の引下げを行うものです。  次に、議案第27号 倉吉介護保険条例の一部改正についてであります。  第8期倉吉高齢者福祉計画介護保険事業計画等を踏まえ、第1号被保険者保険料率について、基準所得金額等改正を行うものです。  次に、議案第28号 倉吉農村多目的集会施設設置及び管理に関する条例の一部改正についてであります。  市が設置し、及び管理する農村多目的集会施設の一部について、地元に譲渡することとしたため、条例に所要の改正を行うものです。  次に、議案第29号 倉吉林野等の火入れに関する条例の一部改正についてであります。  市の条例で定める手続で、可能な限り押印省略を進めるに当たり、当該条例において、押印に関するもののほか手続に関する規定を整理するものです。  次に、議案第30号 倉吉都市公園条例及び倉吉体育施設設置及び管理に関する条例の一部改正についてであります。  市営関金ラグビー場市営野球場及び市営庭球場整備等に伴い、その利用料金上限額を定めるものです。  次に、一般案件について御説明いたします。  まず、議案第31号 倉吉コミュニティセンター指定管理者指定についてであります。  倉吉コミュニティセンター令和3年4月1日以降の指定管理者に、各地区地区振興協議会等指定するものです。  次に、議案第32号 倉吉関金BG海洋センター指定管理者指定についてであります。  倉吉市B&G海洋センター令和3年4月1日以降の指定管理者ミズノグループ指定するものです。  次に、議案第33号、農村多目的集会施設に係る財産無償譲渡についてであります。  関金南堀研修集会施設ほか3件の農村多目的集会施設地元無償譲渡するものです。  次に、議案第34号、上小鴨小学校広瀬分校に係る財産無償譲渡についてであります。  上小鴨小学校広瀬分校跡財産地元無償譲渡するものです。  以上、今回提案しました諸議案につきまして、その概要を御説明いたしました。よろしく御審議のほど、お願い申し上げます。 ○議長伊藤正三君) 以上で本日の日程は終了いたしました。  明日は休会とし、次の本会議は3月3日午前10時から会議を開き、市政に対する一般質問を行うこととして、本日はこれをもって散会いたします。                   午前10時26分 散会...